干潟歩き-つゆだくおかわり編

20:07

台風明け、ギラギラの日曜日。日焼け覚悟で磯歩きに行ってきました。
それなりに強かった台風ですので、干潟がどうなっているかも気がかりです。
今回の磯歩きにはしゅりさん、しんけんパパさんの3人での突撃です。

まずは、手前の礫混じりの砂泥干潟から。
ぱっと見、この前と大きな変化はなさそうです。
干潟砂干潟
貝のほうはどうでしょうか。 

※その後、ご指摘をいただき、種名をいくつか修正してます。二枚貝はまだまだ修行が足りません(T_T)
ホウシュノタマが元気に這い回っています。ざっと探しただけで数個体みつけられたので、台風の間も流されないでいたようです。
まあ、沖縄は台風はしょっちゅう来てるわけですし、その都度流されていたら種を存続させる事もままならなくなってしまいますからね。
みんなそれなりの防御方法があるんでしょうね。
ホウシュノタマホウシュノタマ

二枚貝も健在です。砂から顔を出していたカワラガイ。
カワラガイカワラガイ

カワラガイは外套膜に褐虫藻が共生しているので、こうして日の光にあたって、光合成をさせてるんだそうです。
ときには外套膜を伸ばして、できるだけ日に当たるようにしたりするみたいです。
カワラガイ

波間に漂う枯れ葉。台風で飛んできたのかと思いきや、魚なんだそうです。
確かに、波にフラフラとただよっているだけなんですが、手ですくい取ろうとするとすんでの所ですいっとかわしていくんです。
どうやらツバメウオ(だったかな?)の幼魚らしい。
ツバメウオ幼魚?

二枚貝も積極的にさがします。こちらは死殻ですが、オイノカガミ。
漢字で書くと「老いの鏡」。なぜそんな名前が? 鏡にしてはツルツルじゃないし。
とそこで思いつきました。老いた自分の顔を鏡に映すと、シワシワが・・・みたいなことですかね(^_^;)。
オイノカガミ

イタヤガイ科。名前を教えてもらったのですが、う~ん、今となっては出てこない(T_T)。
だいぶ汚れてますが、これでも生貝。手のひらサイズだったので、ちょっとどうしようか悩んでから、
しんけんパパさんにパス。なかば無理矢理お土産にしてもらいまいました(o^皿^)
イタヤガイ科

ここらでひとつ、岩をえいっとひっくり返します。
まずは穿孔性の二枚貝がいくつもかを覗かせていますが、生きているのか死んでいるのか、種類がなんなのかはまったくわからず。
前回拾った死殻の奴と同じような感じではありますが。
岩の裏二枚貝

当初、シロシノマキかと思ったのですが、ご指摘いただきました。
シロシノマキではなく、ホソジュセイラのようです。いまいち両者の違いがつかめておりません。難しい(>_<)
シロシノマキシロシノマキ

岩の下と言えば、この二枚貝は外せませんね。ユキミノガイ → オオユキミノガイ です。
手でつまみ上げても蓋を閉じる事はなく、赤い軟体部をだしたまま。まるでモンスターの口。威嚇されてるみたいです。
ユキミノガイユキミノガイ

さらに、別の岩にはウロコガイ科のコロニーが。
この前見つけたコハクマメアゲマキかと思ってたんですが、写真をよくよく見てみると、殻がコハクより丸いような。
コハクはもっと細長い形をしていました。殻の縁の真ん中あたりが窪んでるようにも見えます。
私のつたない同定では、イオウノシタタリじゃないかなと。
イオウノシタタリ?

ナツメモドキもいましたが、狙っていたヒロクチダカラはみつけきれず(T_T)
ナツメモドキ

藻場の方へ移動します。藻場も無事に残ってました。
台風ではかなり強い波が立っていたようですが、結構大丈夫なんですね~。
海草藻場

クロタイラギでしょうか。かなり顔を出しています。他のやつも同様で、台風の波で周りの砂が持っていかれたから??
ところがどっこい、スエヒロガイだそうです。クロタイラギは口の所はこんなに山形にならないんですってよ、奥様。
クロタイラギ?

えっちらおっちら歩きまして、かなり沖の白い砂地の所へ。天気も良かったし、写真映えしますね。
砂地干潟

干上がった砂地から、苦しくなったトクサバイが顔を出していました。暑いのかはたまた息が苦しかったのか。
トクサバイトクサバイ

イボヨウバイは逆に日陰を求めて砂の中に潜り込んでる様子です。
イボヨフバイ

しばらく、砂地をウロウロ。
砂地干潟

リュウキュウサルボウ → メオトサルボウらしい。(放射録が口の方で2本に別れていたらメオトなんだそうです)
リュウキュウサルボウ → メオトサルボウはかなりおいしいとのレポートがしんけんパパさんからありました。
この日は日曜の大潮ということもあり、他にもたくさんの人たちが潮干狩りにきていましたが、袋いっぱいのリュウキュウサルボウを掘り起こしていたおばちゃんなんかもいまして、みんなこれが一番の狙いだったようです。
右はソメワケグリ。
リュウキュウサルボウソメワケグリ

こちらも、苦しくなって飛び出してきたようです。ジャングサマテガイですかね。
ジャングサマテガイジャングサマテガイ

ソメワケグリにリュウキュウアサリ → ヒメリュウキュウアサリ
ソメワケグリとリュウキュウアサリ

食材狙いの人たちが集まっていたあたりを掘り起こしていたら、出てきたのがこちら。
種類の方はまったく分からず(T_T)ナミノコっぽいような気がしますが。
こちらもご指摘頂きました。ヒメアサリではとのこと。
二枚貝二枚貝

さんざん歩き回ってだいぶ腕のあたりがヒリヒリしてきました。すでに歩数計は9千歩を超えてます。
そろそろ限界ということで、干潟ではお馴染みの顔でシメましょう。
シオボラです。これは汚れもほとんどないし、立派なシオボラでした。
シオボラシオボラ

最後に、干潟歩きでのお土産を紹介して終わりにします。

ハスメザクラ?? ダイミョウガイかな?
ヌノメガイ クチグロタマガイ オイノカガミ
貝殻採集結果-140713

なかでも今回拾ったクチグロタマガイは、今まで拾った中ではぶっちぎりの大きさ。
これまでのはだいたい15mm前後ですが、今回のはなんと23mm!!
しかも、口の外側までしっかり黒くなっているのは始めてです。
これが拾えただけも行ったかいがありました(*゚ー゚)



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コメント

  1. はらはち | URL | -

    ミズゴマツボ さん、こんにちは

    ご指摘ありがとうございます。

    ヒメアサリでしたか(>_<) 二枚貝はもうお手上げです(T_T)
    クチグロもちょっとびっくりでした。こんなに大きくなるんですね~。

    それよりも台風来てますね~(^-^)
    たいしたこと無いと思ってたら、今日はそれなりにいい風も吹いてましたし。
    土曜日にはまたお会いできるのでは(^-^)。

  2. ミズゴマツボ | URL | MVeWi886

    ごぶさたしております。

    ナミノコ? とされているのは、ヒメアサリでは?(^^;)
    砂にまみれていて分かりづらいですが…

    クチグロダマは上等ですね!
    ツルピカはなかなか拾えませんよね。
    サイズも特大のようでうらやましいです(^^


  3. はらはち | URL | -

    fts5272 さん、こんばんは

    身抜きっ(((( ;゚Д゚))) これがネックなんですよね~。
    とりあえず、一度はチャレンジしてみたいと思います。

    ご指摘ありがとうございます。
    実を言いますと、シロシノマキとホソジュセイラは前にも何度かみなさんにご指摘されていたのですが、
    その都度間違えていて、いまだにちゃんと区別できてないんです(>_<)
    色が付かないとなると、シロシノマキはホントに白いんですね。
    もっと勉強します(^_^;)

  4. fts5272 | URL | -

    はらはち様

    砂からの採集は楽しいですよ。
    身抜きが大変ですが。
    頑張ってみてください。

    昨日気がつかなかったのですが、シロシノマキは
    茶色などの色は着かないのと肩がなで肩になっていることから見ますと
    ホソジュセイラではと思います。

    温暖化なのでしょうか、テマリダマは高知でも打ち上げで2こゲットしています。

    福田

  5. はらはち | URL | -

    fts5272 さん、ご無沙汰しております

    相変わらずです。
    私も歩き回るのはそろそろ飽きてきたので、干潟で砂をふるってみようかと企んでます。
    また違った貝が採れるんじゃないかと期待しています。

    ご指摘ありがとうございますm(_ _)m まだまだ、二枚貝は難しいです(>_<)
    早速修正しておきます。

    おぉ!テマリダマが和歌山で出たんですか!!。色々南下してるんですね~。

  6. fts5272 | URL | -

    お久しぶりです。
    お元気そうでなによりです。
    沖縄の干潟はやっぱりいいですね。
    ついつい砂をふるいたくなりますね。
    悪い癖です。

    少し気になったところがありましたので、
    ユキミノガイはオオユキミノガイ、クロタイラギは多分スエヒロガイ(クロタイラギは山形にはならない)
    リュウキュウサルボウは多分メオトサルボウ(放射肋が2本に分かれていたらメオト)
    リュウキュウアサリはヒメリュウキュウアサリ
    だと思います。

    和歌山でテマリダマ取りました。

    それでは。

  7. はらはち | URL | -

    buubuu さん、こんばんは

    マメアゲマキって、意外と色のバリエーションもありますよね。
    ちっこくてツヤツヤですし。集めたくなりますよね~(^-^)/

    私も、海や海岸の写真や映像をみても、きれいな風景だなと見る前に、波打ち際に打ち上げ帯はないかとか、貝はいないかとついついチェックしてしまいます。悪い癖ですね。

    ただし、妄想までいってしまっては、もう病気でしょう。しかも手遅れです(T_T)
    お大事に(o^皿^)

  8. buubuu | URL | T6oUs7vA

    buubuu 大好き二枚貝! buubuu の持ってるマメアゲマキ形はほとんど机上採集ですぅ。色とりどり綺麗ですよ。
    最近老眼&近眼でやたら目が疲れますが、こんなすてきなところだとお目目ピカピカしてきそうですね。1号連れていきたいです。何もいてそうもないところからどんどん拾ってくれる1号、悲しいかな実力を発揮してもらえず帰っちゃいましたが...。
    生貝いいなぁ~ ローストされてもいいから行きたいな~。
    (雑談の中で沖縄の海岸を映した写真集というか本を見せていただいたけど、よだれたらたら、エア潮干狩り&妄想採集。あんなところも、こんなところも行った気分)

  9. はらはち | URL | -

    きつきつぼ さん、こんにちは

    私が見つけた環境は奄美の環境と同じでした。
    和歌山のイオウシタタリは、だいぶ違う所に棲んでいるんですね。
    見てくれまで違うとなると、別種なんでしょうね。
    研究されてる方も少なそうですし、ちゃんと分けられるのはいつになるのかなといった感じでしょうか。

    おおぉ(゚∀゚)変なマメアゲマキ、見つけたいですね。
    最近、俄然興味も湧いてきているのであちこち意識して探してみたいと思います。

    標本写真、楽しみにしてます!!

  10. きつきつぼ | URL | 3/2tU3w2

    イオウノシタタリ見つけましたね。
    イオウノシタタリも和歌山の個体と奄美、沖縄の個体と比べると、住んでいる環境、シルエット、雰囲気、殻質が何か微妙に違うような気がします。
    例えば、和歌山で見かけるイオウノシタタリは河口近くの埋もれ石の下で採れます。
    ミヤコドリやニッポンマメアゲマキなどの採れる様な少し泥っぽく淡水の影響を受けるような場所です。
    それに比べると、私が何度か奄美で採集したものは、リーフ内の浅く埋もれた転石下など、河口域と比べると淡水の影響の少ない割と潮通しの良い場所ですね。
    殻質も、和歌山のイオウは厚めで、黄色いが少し白く濁ったような感じのものが多く、奄美の個体はハラハチさんの画像のような薄くて透明な感じです。
    と考えると、イオウノシタタリと言われている貝には何種類かあるような気がします。
    前にも書きましたが、マメアゲマキの仲間は不明なものが多いので、いずれ変なマメアゲマキの仲間が見つかると思います。
    実際、この前、串本で変なマメアゲマキの仲間をシュノーケリングで-2mの埋もれ石の下から見つけました。(雉猫さんのブログにもでていますが)
    標本写真送りますね。
    と言う事で、変な貝を沢山見つけてください。

  11. はらはち | URL | -

    なおき さん、こんばんは

    そうなんですよ~。
    貝拾いに行っていればお会いできたんですけどねぇ。
    回っている所はだいたい同じようですし、次の機会にお会いできるでしょう(^_^)/

    二枚貝あたりに興味が出てくると、干潟歩きも俄然楽しくなってくると思います。
    こちらも機会があれば、チャレンジしてみてください!!

  12. はらはち | URL | -

    カピバラ さん、こんばんは

    二番煎じのつたない知識ですが、参考にしていただければ幸いです(^_^)

    おっさんばかりのむさい貝さがしですが、機会があれば参加してください。
    珍しい貝が見れるか分かりませんが、夕飯のオカズはたぶん大丈夫です(o^皿^)

  13. なおき | URL | -

    はらはちさん、こんにちは。
    私が瀬嵩や名護で貝拾いしていた時、はらはちさんは干潟探索してたんですね。沖縄の干潟は広々として絵になりますね。干潟歩きもいつかやってみたいです。

  14. カピバラ | URL | -

    いいなあ、貝拾い初心者の私にとっては勉強になります。
    いつかお供させてくださいね!!

  15. はらはち | URL | -

    しんけんパパ さん、こんにちは

    こちらこそ、ありがとうございました(´∀`)

    夏の外歩きには日焼け止めですよ~。日射しも昔とは違いますからね。
    日焼け止めした私の腕でも、すでに真っ黒です。
    日焼けするだけでも体力消耗しますからね。

    また、行きましょう(^_^)/

  16. しんけんパパ | URL | -

    先日は、ありがとうございました。
    ホント天気がよくて、潮風が気持ちよかったですね。
    日差しもそれほどとは思わなかったんですが、かなり日焼けして今はボロボロと剥げ、嫁さんに怒られています(笑
    日ごろ、歩かないので帰りはかなりくたばってました。
    また、潮干狩りきたいものです(爆

  17. はらはち | URL | -

    sidatami さん、こんばんは

    ホロガイもカッコイイ貝ですね。
    口が黒いと、ぐっと締まった感じがしてただ者でない感がありますよね。

    二枚貝も赤やオレンジと色とりどりに拾えるのが干潟の良い所です。
    沖縄ならではですね(^_^)

    そちらは連日猛暑のようで、大変ですね。これだけ暑いと森の中でもムッとしてそうです。
    体調には十分気をつけてお過ごし下さい(*゚ー゚)/

  18. はらはち | URL | -

    virol さん、こんばんわ

    この日は天気も良くて、眺め最高でした。
    これだけ歩いてもまだまだ周りきれていない所です。
    さらに広大な転石帯が延々と続いていて、そのあたりもいつか行ってみたいとは思ってます。

    いつまでも残ってほしいものです(゚∩゚*)

  19. sidatami | URL | zjYrGLtU

    クチグロタマガイ格好良いですね。ホロガイに通じるところがあります。
    二枚貝はよくわかりませんが華やかでいいですね。標本ケースの色も明るくなりますから。
    こちらは慣れない暑さで外に出られません;;

  20. virol | URL | -

    なかなか良い景色の場所ですね~☆歩数計も9千歩・・距離にして大体6~7キロぐらい??結構広い場所なんですね~☆こういう自然な干潟はこれから先も手つかずであって欲しいですね☆

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