貝みっけ! シジミ編

23:42

二日酔いにも良いらしいシジミ。みそ汁とか美味しいですよね。

ということで、今回はしみじみとシジミについて語ってみたいと思います。
水の中のシジミ水の中のシジミ02

沖縄にいるシジミといえば、マングローブにいるヒルギシジミですが、
完全な淡水域にもシジミが棲んでいます。

沖縄にいる種類はタイワンシジミのようなのですが、大宜味村嘉如嘉ではマシジミも採集されているそうです。

タイワンシジミはもともと中国や朝鮮・台湾産で、
それが食用として持ち込まれ、その後野生化して分布を広げたとのこと。
マシジミの方は日本在来のものですが、沖縄のマシジミについては人の手による移入種との話もあるようです。

マシジミとタイワンシジミの判別もかなり難しく、同一種(シノニム)ではとの話もあるぐらいです。
ここでは、とりあえずタイワンシジミとしておきたいと思います。
今回のネタ元であるシジミがいたのは、恩納村のとある川。
石の間や木の根?の間に白い小石大のものが転がっていますが、どうやらシジミの死殻です。
川の様子川の様子02

下に降りて、川底をのぞくと、いるいる。生きたシジミもたくさん隠れています。
水の中のシジミ03水の中のシジミ04

適当に拾い上げてみました。色は暗褐色。
シジミ01

殻は殻高(縦)に比べ殻長(横)がわずかに長く、横長です(写真左)。殻頂部分は表面がすり減って紫色が見えます(写真右)。
実はこれ、いずれもマシジミの特徴なんだそうです。タイワンシジミは縦長で殻頂部分はピンク色になるとのこと。
じゃあ、マシジミなのかと言うと、う~ん。よそのサイトなんかではマシジミ型と表現されていますね。
シジミ02シジミ03

こちらは稚貝です。大きさ1cm弱。
マシジミだと3本の帯模様が放射状にあるそうです。それらしいのがあるようなないような。
シジミ幼貝

川岸の所。
水際から30cm~60cmの所に死殻がたくさん落ちています。新鮮そうなやつを拾ってみました。
内側の模様をみると、縁の方が濃い紫色でほかは白くなっています。これまたマシジミの特徴です。
う~ん(σ ´~`)、毎度頭の痛いところですがマシジミ型のタイワンシジミということにしときましょう。
川岸シジミの死殻02

そんな感じで、死殻をあさっていたら、その中に口の閉じたシジミもいることに気付きました。
河原のシジミ死殻

石をどけると、砂利のなかに潜り込んでる生きたシジミがたくさん。
うっすら軟体部が出ていて、指で触ったらさっと口が閉じたので、ばっちり生きています。
かなりの数がこんな状態でした。
とりあえず、目についたシジミは川に放り投げておきました。それだけでも50個以上いたと思います。
砂利のなかの生貝シジミ砂利のなかの生貝シジミ02

どうしたシジミ!?

実は、この日のちょっと前に台風が近くを横切っていったのですが、このあたりもたくさんの雨が降りました。
その時の、増水で川岸に打ち上げられてしまったんじゃないかなと。
水が引いた後も、岸の上の方まで打ち上げられたシジミはどうすることもできず、
乾燥を防ぐためとりあえず砂利のなかに潜り込んでいる。

というのが、私の推理なんですが。どうでしょう?
それとも、他に理由があるんでしょうかね。

※今回、タイワンシジミやマシジミに関する特徴については 「ひむかのハマグリ」というサイトを参考にさせていただきました。
  貝などの無脊椎動物を専門に研究されていた方によるブログです。
  シジミ類に関するブログの内容は、もう論文なみの調査と考察をされています。
  私の巡回先でもあるサイトのひとつです。興味のある方は是非。

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コメント

  1. はらはち | URL | -

    sidatamiさん、こんばんは。

    マシジミやタイワンシジミはあちこちにいるので、研究対象には最適かもしれませんが、
    いかんせん地味ですし、コレクターとしては魅力の乏しい貝ですよね。

    私も、気が向いたときしか手が出ません。シジミは食べるに限ります(^_^)。

    マシジミやタイワンは、とりあえず一緒にしておくってことはできないのでしょうかね。
    タイワンのほうは外来種扱いになってるから、難しいのかな。

    分けるにしても決め手が欲しいですねぇ。

  2. sidatami | URL | zjYrGLtU

    私もシジミに手を出しましたが3日坊主に終わってしまいました。
    近所の川で数個体、ご紹介されているブログの記事にもある水路でも数個体採取しましたが多分タイワンシジミ・・・?
    埼玉産はどれも小型のものばかりでした。幼貝は確かに放射帯が現れています。
    私は全て死殻を持って帰ったものですから、生時とは色が違うかも知れないので色での判別は確定できませんでした。
    沖縄のものはマシジミに思えますね。
    マシジミもタイワンも「同種」としてくれると助かりますが^^;

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