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マイ、プレッシャアァーーーーーース!

11:29

タイトルは意味不明ですが、今日は大型台風接近特別企画と題して本の話でもしてみようかと思います。

こちらにコメントを残してくださる方々のなかには、すでに手にされている人も多いと思いますが、
「干潟の絶滅危惧動物図鑑」という本が出版されました。

           干潟の絶滅危惧動物図鑑

         干潟の絶滅危惧動物図鑑-海岸ベントスのレッドデータブック- 
                        日本ベントス学会編 2012年07月20日発行

私はまだ購入してはいないのですが、つい先日中身を確認することができました。
これが見てびっくり!!読んでびっくりの内容になっています。
掲載種は、貝類だけでも腹足類が263種、二枚貝類が199種、合計462種類も掲載されているのですが、
副題がレッドデータブックとなってることからも分かるとおり、いずれも希少種

聞いたこともない貝や名前だけしか知らなかった貝など、
そんじょそこらの図鑑には載ってないような貝が写真付きで紹介されているんです。
(写真は小さめですが、けっこう綺麗だし、かなり気合い入っているかと。)

個々の掲載種についても「え~そうなの!!」って言いたくなるような驚き情報も多々あるのですが、
今回はそこではなく、あえて私が一番驚いたところを紹介してみたいと思います。

もちろんこの本ではじめて知った貝についてなのですが、
それは意外にも沖縄の貝ではなく岡山県にのみ生息する貝の仲間です。

その貝とは、スメアゴル科ゴクリ属キタギシマゴクリ!!こ、この名前はー!。

キタギシマゴクリ〔同図鑑より〕

これがどうしたと思われる方も当然いらっしゃると思いますが、もうここからは分かる人だけ驚いてください。

スメアゴルゴクリです。狙ってやってないわけがありません。

しかも日本産のこれらのグループは、これまで見つかっているスメアゴル属とは別属であることがわかり、
新たにゴクリ属と新称され、和名の語尾もそれにあわせて○○ゴクリに改称されたとのこと。

こだわりようが、すごすぎる。指輪ファンもびっくりです(゚ロ゚;)。

にわかではありますが、スペシャル・エクステンデッド・エディションDVDを買いそろえた私(原作は途中挫折(T_T))、
ニヤニヤせずにはいられません。

ネットで他の情報を調べたところ、
貝のサイトではなくやっぱり指輪ファンのサイトに詳しい情報が書かれていました。

それによると、この貝の仲間は1980年頃ニュージーランドで発見され(ニュージーランドってところがまたグッとくる)、
岩の下の暗がりに棲み白くてぬるぬるした!貝殻を持たないナメクジみたいな小さな貝だそうです。

そして最初に見つけられたこの種はスメアゴル科スメアゴル属のスメアゴルとして発表されたそうです。
上の生態を聞けば、なるほど納得の命名です。(こんなふざけた名前の付け方でホントに良いのかとも思いますが)

スメアゴルもゴクリも何のことだか知らん!という方のために日本のキャラで解説すると、
例えば、赤い色で動く速度が他の貝の三倍速い貝が新たに見つかったとします。
それに「アカイスイセイ科シャアザク」みたいな命名をしちゃってる感じ?わかります?

追伸
隠しておく必要もなかったので、ネタばらししておきます。
スメアゴルもゴクリも映画にもなった「指輪物語(ロードオブザリング)」にでてくるキャラクターの名前です。
スメアゴルは一つの指輪を拾う前のホビットの名前で、ゴクリはスメアゴルが指輪によって怪物と化した後の名前です。


とにかく、
和名のつけられた経緯についても、グッとくるエピソード(指輪ファンのみ)なんかも下記サイトに書かれています。興味のある方は是非どうぞ。
http://tabitora.3.pro.tok2.com/theonering/nanchatte/smeagol.html

さて、私のくだらない解説は忘れていただいて、
今まで多少なりとも貝について勉強してきた人には、いろいろと驚きや発見のある本だと思います。
貝好きにはマイプレシャスな一冊となることでしょう。



















他の人には教えることはないよ。この本はわしらだけのものだよ。ゴラムゴラム。
ゴクリ
なにかをたくらんでいるゴクリ(スメアゴル)さんです。
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コメント

  1. はらはち | URL | -

    おーちゃんさん、こんばんは。

    >  確かに、女性の方も全くいらっしゃらないわけではないんですよ、先にもほとんどいないと書いたように。でも、きれいな貝が拾いたい、集まったらビンに詰めたり額をデコって楽しみたいってタイプの方ばかりで。

    文章から熱い思いが伝わってきます(^-^)。
    確かにそうですね。その人に話を聞いたわけではないですが、女性の方は拾っている貝の種類も大きいものばかりだったり、サンゴ片やビーチグラスも含めて拾っている方が多く、これは上記のような趣味の人なんでしょうね。

    >  いろんな貝を集めたい、名前も知りたいという方にはあったことはなく、もちろん獣道をたどってまで拾い集めるのはコア過ぎるのか、オゴクダでは皆無です。ブログで行かれたことを書いている女性もいらっしゃるようなんですけど。

    コアですね~(^-^)。さすがに女性でココまでされてる方は少なそうですね。

    >  ああ、どちらでもいいから身近に貝を語れる仲間、同定を示唆してくださる師匠がいて欲しい(笑)。

    貝友をさがすには、かなり積極的に動くしかないんでしょうね。
    地元で採集されている女性貝ブロガーのサイトを探すのも一つの手でしょう。

    下記リンクはうちにもコメントを書いていただいてる、希少なコア女性ビーチコーマーの方のサイトです。
    神奈川の方なんですが、毎回かなりアクティブな採集をされているし、きちんと種名も調べられています。
    メインはヤドカリ飼育ですが、カテゴリーの「ビーチコーミング」をひらくと、
    うちと同じような採集報告記事が出てきます。
    面白いサイトなので是非のぞいてみてください。お話しぐらいはできるかと。

    「今日の水槽警備員。」http://ameblo.jp/lm012160/


    あとは各地にある貝類談話会に参加してみるのもありじゃないでしょうか。
    談話会なら、女性はともかくたくさんの師匠には出会えるでしょうし、
    そのネットワークから女性の貝友も紹介してもらえるんじゃないでしょうか。

    個人的には、自分のブログを創る!これオススメです。私も貝友ができたのはブログを通してです。

    >  せめて人様の貝話で心を慰めたいので、今回の台風の収穫、絶対UPしてくださいね。

    了解しました。
    みなさんの、ひとときのオアシスとなるべく行って参ります(`・ω・´)ゝ。

  2. おーちゃん | URL | -

     取り込み失敗ですか(笑)残念です。確かに、女性の方も全くいらっしゃらないわけではないんですよ、先にもほとんどいないと書いたように。でも、きれいな貝が拾いたい、集まったらビンに詰めたり額をデコって楽しみたいってタイプの方ばかりで。
     いろんな貝を集めたい、名前も知りたいという方にはあったことはなく、もちろん獣道をたどってまで拾い集めるのはコア過ぎるのか、オゴクダでは皆無です。ブログで行かれたことを書いている女性もいらっしゃるようなんですけど。
     ああ、どちらでもいいから身近に貝を語れる仲間、同定を示唆してくださる師匠がいて欲しい(笑)。
     せめて人様の貝話で心を慰めたいので、今回の台風の収穫、絶対UPしてくださいね。

  3. はらはち | URL | -

    しんけんパパ さん、こんばんは。

    > 結局、ロードオブザリングからパクられているということでしょうか?

    パクリと言うと、ちょっとあれですが。まあ、そういうことですね。
    指輪好きの研究者によるオマージュということで(^_^;)。たぶん


    > 写真を見て、ハチジョウチチカゲガイと思いました。(現在「沖縄の海の貝」を借りてきているもので)

    確かに似てますね。
    ただ、スメアゴル科は有肺目、ハチジョウチチカケガイはアマオブネガイ目だそうです。
    似てるけど進化の道は違うところを通ってきてるんですね。

    > >アカイスイセイ科シャアザク」
    新種を見つければ、あなた次第ってところでしょうか。ひんしゅく買う覚悟も必要ですが(^_^)。

  4. はらはち | URL | -

    おーちゃんさん、こんばんは。

    台風の方は、暴風域を抜けてからも強い風が吹き続けていたのには驚きましたが、観測史上最強とまでは行かなかったように感じました。去年の五月の台風のがはるかに強かったです。ほっと一息です。

    打ち上げの方は、もうウズウズウズウズ・・・・・・・・してます(^_^)。
    今日も暴風域のため会社は休みになったので、さらに有給はとりづらい状況になってしまいました(T_T)。
    土曜日まで我慢しないと行けないと思うと、会社帰りでも良いからどっか行きたいですね。
    中城あたりでも行ってみようかな・・・・。

    私も、タカラガイブックを筆頭に、借りられる図鑑は図書館で何度も借りてます。
    図鑑はなかなか値段が高いですからね。すぐに手がでないですよね。

    貝拾いをされている女性の方ですが、沖縄で私が見かけた人の3割ぐらいは女性だったような気がします。
    私みたいにガッツリ座り込んで拾ってる方は少ないですが。観光の記念に拾ってる人もいると思いますが。
    それでも、ビニール袋片手に、いくつも拾っている方やカップルで海岸に駆け下り、一心不乱に貝を探していた女性なんかも見たことありますよ。

    身近なところに同じ趣味の仲間が欲しいですよね。
    わたしも昔は1人で黙々と買い集めしてましたが、
    ブログを始めてからそうしたお仲間さんにたくさん出会うことができました。

    うちの金庫番様は、私が貝拾いをはじめた頃は、喜んで拾うのを手伝ってくれてました。
    が、私がのめり込みはじめてからは、移動時間やビーチにいる時間が長くなったせいか、
    いまではほとんどつきあってくれません。日焼けも気になるようです。

    取り込み失敗でした(^_^;)>。

  5. しんけんパパ | URL | -

    >スメアゴル科ゴクリ属キタギシマゴクリ

    いろんな種類がありますね。
    結局、ロードオブザリングからパクられているということでしょうか?

    写真を見て、ハチジョウチチカゲガイと思いました。(現在「沖縄の海の貝」を借りてきているもので)

    >アカイスイセイ科シャアザク」

    あったら、楽しいですね。

  6. おーちゃん | URL | dhc065uE

     おはようございます。はらはちさんやミズゴマツボさんのブログやネットの情報を拝見して、そんなに大きな被害は出ていないようで安心しました。後は、打ち上げにいいものがあるといいですね。はらはちさん、会社への行き帰りにちょっとのぞいてみたくなりません?
     図鑑おもしろそうですね。でも専業主婦の身の上では、貝の図鑑ってちょっと手が出しにくいお値段のものが多くて、図書館にお世話になりがちです(汗)。この図鑑も入らないかなあ?
     ところで、貝中心のビーチコーマーさんで、女性の方に出会ったことがほとんどありません。先日のオゴクダでも5・6人に出会いましたが、皆さん男性ばかり。まあ、回数自体が少ないこともあるんでしょうけど。金庫番さんは、同じご趣味をお持ちではないんでしょうか?

  7. はらはち | URL | -

    kudamakiさん、こんばんは。

    kudamakiさんは、すでに活用されているんですね。

    みなさん情報入手が早いですね。
    私は人に教えてもらうまで、まったく気付きませんでした。

    今後も、色々図鑑が出るとの噂もいくつかあるようですし、アンテナはってないとダメですね。

  8. はらはち | URL | -

    ミズゴマツボ さん、こんばんは。

    > あ、そうそう、この図鑑は先月に入手済みですが、
    > 読めば読むほど恐ろしい?内容ですね^^

    いや、ホント恐ろしいですよ。あれとあれが同種だみたいな話がいくつもありましたよね。
    科名も変わってたりして、トウガタカワニナ科もトゲカワニナ科になってたし。

    また混乱しますよねー。統一されるんであればいいのですが・・・・・


    > こいつは、一家に1冊の、常備本としてお勧めでしょう^^
    > 何故かウチには、ひょんなことから2冊あったりします(爆
    > (おかげで、職場と自宅に、1冊ずつです…笑)

    やっぱり買わないといけないですよね。近海産ほど手のでない値段じゃないですし。
    金庫番と相談してきます。


    > そうそう、台風、かなりヤバァいですね・・・・
    > 今、14時前ですが、アパート前の街路樹の枝が、折れ始めました orz
    > 明日、無事に朝が迎えられますよう…^^;

    そちらの方は、ニュースの映像を見ただけでもかなり強そうなのがわかります。
    ところが、中部の私の所は、22時現在ですが思ったより風が強くならないです。
    窓もドンドン揺れたりしてません。
    風の向きが良いのかわかりませんが、吹き返しで一気に来るかもしれないのでまだまだ要注意ですね。

  9. はらはち | URL | -

    きつきつぼ さん、こんばんは。

    ヤシマイシン、初耳でした。カクメイ科ってすごいネーミングですね。

    和名、学名フェチとしては、とっても興味があったので少し調べてみたら、ここのサイトにたどり着きました。
    http://wind.ap.teacup.com/blues/271.html

    それによると、
    カクメイ科(革命科)のヤシマイシン(八島維新)をはじめ、
    チャーリーサナギモドキ(Charley擬蛹)、
    イッキ属(一揆属)のホッカイイッキ(北海一揆)
    ユンタクシジミ(ゆんたく蜆)、
    コーヒーイロカワザンショウ(珈琲色川山椒)などなど、  ※()内の漢字表記は引用先ままです。

    これらの突飛な和名提唱には1人の貝類研究者(共同研究者もいますが)が関わっているようです。
    実はこの図鑑にも執筆者として名前が挙がっていました。

    突き抜けてますね(^_^)。研究者のなかには怒る人もいそうですが。
    この方本人も、ひんしゅく買っていると書かれてるぐらいですから。

    個人的には嫌いじゃないです。むしろ好きな方です。

    たしかに、ここまで行ったらダジャレでも良いかなって思いますよね。

  10. kudamaki | URL | SFo5/nok

    実は私も!

    ミズゴマツボさんと同じく、解説にうんうんと頷いていました。
    丁度届いたときに、砂を選別していて、載っているハナビラガイの半片を同定できました。
    かなり少ないという記述に、…(*^^)v

  11. ミズゴマツボ | URL | MVeWi886

    >スメアゴルもゴクリも何のことだか知らん!という方のために

    まさに、私のためのような解説を戴きありがとうございました^^;
    そういう裏があるのですね~ 
    本を見て、変な名前だなぁ~と思っただけでスルーしてました^^;

    あ、そうそう、この図鑑は先月に入手済みですが、
    読めば読むほど恐ろしい?内容ですね^^
    あまりの詳しさ、的確さに、本当にプレシャス(というか逆にプレッシャー?)です…

    こいつは、一家に1冊の、常備本としてお勧めでしょう^^
    何故かウチには、ひょんなことから2冊あったりします(爆
    (おかげで、職場と自宅に、1冊ずつです…笑)

    そうそう、台風、かなりヤバァいですね・・・・
    今、14時前ですが、アパート前の街路樹の枝が、折れ始めました orz
    明日、無事に朝が迎えられますよう…^^;

  12. きつきつぼ | URL | 3/2tU3w2

    似た感じ

    似たような感じ?の和名にカクメイ科のヤシマイシンやヒメマイシンもありますね。
    革命家八島維新とも読めそうな・・・貝で革命を起こすとは凄い。
    そう言えば前に、ダジャレ好きな貝友がカクメイ科ストレプトマイシン(薬品名)とか何とか言っていましたね・・・

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