LAST GW

23:39

GWネタも、ついに最後。
いい加減飽きもきたので、ここは一気に終わらせたいと思います。
ということで、一挙52枚の写真掲載! だいぶ長くなりますが、なにとぞお付き合いください。

今回の磯歩きには、百戦錬磨の貝マニア、Sさんに案内していただきました。
紹介する貝やその他の生物も、実はほとんどがSさんに見つけて頂きました。
貝のいる場所や見つけた貝の名前がポンポン出てくるSさん。貝探しも捗りました。Sさんには感謝感謝です。
訪れたのはそのSさんオススメの場所のひとつ。かなり遠浅の海で干潮時には広い範囲で干潟が見られる所です。

海岸に到着すると、すでにたくさんの人と車が。手前の砂浜はテントやBBQセットでびっちり。
せっかく海まで来て、こんなギュウギュウでやらなくてもと思ったりしましたが、あぁ日本人の性なのかと、ひとり納得。
そして沖にはすでにたくさんの潮干狩りの家族連れが!!

しまった、出遅れたか∑(゚ロ゚ )アッーー!
慌てて、支度をして海岸に降り立つと、目の前は一面の緑!砂浜近くには打ち上げられたのか大量の海藻が。
海藻

はやる気持ちをおさえつつ、まずはここから貝探しスタートです。
這い回る砂が隠れてしまったので、仕方なく?海藻の上を這うヒメオリイレムシロとイボヨフバイ。
写真は緑をバックで撮りやすい。
ヒメオリイレムシロイボヨフバイ

ホウシュノタマもこんな感じ。エサは見つけられるのか?。
ホウシュノタマ

ジワジワと沖に向かって移動します。すぐに砂地になりましたが、そこにはリュウキュウムシロが。
イボイボの表面にまだら模様の殻が特徴です。私の好きな貝です(^_^)。
リュウキュウムシロリュウキュウムシロ02

ナマコに押しつぶされそうなタカラガイを発見。ヒメホシダカラ!!です。
普通種ではありますが、死殻ですら見たことありませんでした。
ヒメホシダカラ
ヒメホシダカラ02ヒメホシダカラ03

ウミウシ2匹。同定は怪しいですが、赤い方はミカドウミウシ。黄と白と黒のまだら模様はタテヒダイボウミウシ。
赤い方は名前を教えて頂いたのですが失念してしまいました(T_T)。
ウミウシ01ウミウシ02

だいぶ沖の方へ来ました。リーフエッジではないですが、ぽっかり干出した岩場です。
岩場


だいぶくたびれた?ムラサキツノマタモドキ。右はシャコガイの仲間。こんな状態では私には判別不可能。
ムラサキツノマタモドキシャコの仲間

これももちろんSさん発見。見事に同化しています。最初指さされてもどこにいるのかわかりませんでした。
口の方をみると付着物も少なく特徴がわかりやすいです。ちょっと小ぶりですが、ガンゼキボラですね。
ガンゼキボラガンゼキボラ02

左はミカドミナシ。今まで見た中では一番の大きさかも。
右は生貝では初見なのでちょっと自信なしのナガシマイモ。でも殻の白帯のや殻底の黒(紫)色の感じはナガシマイモっぽいかと。
ミカドミナシナガシマイモ

石の凹みにタカラガイ発見!ナツメモドキです。
剥がそうとしたら、卵持ちでした(T_T)。ゴメンネゴメンネー。そっと戻してやりましたが、ちゃんと元に戻れたのかちょっと心配。
ナツメモドキナツメモドキ02

変わりに、砂地を歩くナツメモドキを。
ナツメモドキ03

このあたりは海草が繁茂しています。海草はアマモだったかな。
海草

茶色の丸い岩!?いえいえ、マンジュウヒトデです。大きさ30cm弱。英名ではクッションシースターだそうです。
手芸などの針を刺す針山にも見えますね。そうやってみると、表面のオレンジ色の点々が縫い目に見えてくるから不思議です。
マンジュウヒトデ

しっかり砂をかぶって保護色になったイモガイです。ちょっと小さいけどアンボンクロザメ・・・・かな?
クロザメモドキと迷ったのですが、黒点の数も多いし、クロザメモドキにしては細長いかなと。
アンボンクロザメ?
アンボンクロザメ?02
こちらは別個体。これはきっとアンボンクロザメ。まさかクロフモドキじゃないよねー(^_^;)。間違ってたらご指摘ください。
アンボンクロザメ

変なタマガイが!!と思ったらマルシロネズミだよと教えて頂きました。あぁ!いわれてみれば(^_^;)>。
生貝では初見。蓋があまり意味をなしてないですね。
マルシロネズミマルシロネズミ02

生きたシオボラを発見。いままでヤドカリ入りのしか見たことなかったので喜んでたら、??。
水管がやけに長い!
よく見たらムカデガイ科の貝が貼りついていました。こんな事ってあるんですね。
付くほうも付くほうですが、生きてるのに貼りつかれるシオボラもちょっと間抜けですね。
シオボラ

ぬぅ、ナツメモドキとはちょっと雰囲気の違うタカラガイが。
こちらの名前はすぐに出てきました。なにしろ、タカラガイ唯一の日本固有種!
リュウキュウダカラ

その名もリュウキュウダカラです。\(^_^)/イヤッホーイ。
ちょっと小さめでしょうか。
15mmあるかなってぐらいです。打上で拾った唯一のマイリュウキュウは21mmなので、まだ成長途中かも。 → 口がしっかりできた後はほとんど成長しないそうです(限定成長と言うそうです)。ご指摘頂きました。ありがとうございますm( _ _ )m。
ということは、これは小さいリュウキュウダカラだったということですね。
リュウキュウダカラ02リュウキュウダカラ03

左側。岩の上にたまったゴミみたいですが、モクズショイという、まさにゴミを体中に背負い込んで身を隠すカニの仲間です。
右側は1、2cmぐらいの小さなエビです。ヨコシマエビというエビだそうです。寸詰まりの愛嬌のあるエビですね。
カニエビ

左側はだいぶ小ぶりのミツカドボラ。それでも縦肋がカクカクしていて特徴はちゃんと出てます。
右側は、ホシキヌタです。
ミツカドボラホシキヌタ

これもたぶんですが、どちらもリュウキュウダカラ。左はまだ幼貝で、右は完全に軟体部に包まれた状態。
軟体部の色は黒や灰褐色をしているそうです。これはどちらかというと灰褐色のようで、黒はもう真っ黒に近い色になるようです。
リュウキュウダカラ04リュウキュウダカラ05

こちらはアオヒトデ。けっこうたくさんいたので、片っ端から裏返してみたのですが、残念ながらヒトデナカセは見つけられませんでした。
アオヒトデ

イソギンチャクの上に暮らすエビカニの仲間です。
左は「イソギンチャク エビ」で検索したらそのまま出てきたその名もイソギンチャクエビ。右はアカホシカニダマシという種類です。
エビ02カニ02

そろそろ折り返しの時間のようです。潮が少しづつ満ち始めました。ここからは陸に向かって帰りながら、貝を探します。
遠浅の干潟

岩の凹みにいたコモンダカラ。コモンダカラは殻の模様と軟体部の模様が同系色で上手にコーディネートされていますね。
コモンダカラコモンダカラ02

岩陰に潜んでいるつものようですが、まる見えのホシダカラを発見。この前見つけたのに比べると一回り小さいようです。
ホシダカラホシダカラ02

左はイソギンチャクモエビ。右は映画でもお馴染みのカクレクマノミです。
先ほども紹介しましたが、こいつらもイソギンチャクと共生している生物です。イソギンチャクの周りは意外と生物が豊富なんですね。
エビ03クマノミ

定番のハナビラダカラにキイロダカラ。
ハナビラダカラキイロダカラ

さあ、今回のトリをつとめるのはなんと二枚貝。ニオガイという名前で、岩に穴を掘り、その中で暮らしているそうです。
身の一部が殻から飛び出していて、殻を閉じても出っぱなしのようです。
身はけっこうあるし、見た目おいしそうですが、検索しても食べられるような話は見あたりませんでした。おいしくないんでしょうかね?
ニオガイニオガイ02
ニオガイ03

以上、ゴールデンウィーク特集
みたいな感じで連投してきました海歩きネタもこれにておしまいです。今年はホント貝三昧の連休でした。一時は梅雨入りでどうなるかと思いましたが、その後は雨もほとんど降らず、嬉しい誤算でした。

まあ、GW中に拾った死殻の方の採集結果もちょこっとだけ残っていますが、しばらくはおとなしくしておこうかと思います。
久しぶりに貝殻標本の紹介もしたいなぁと。
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コメント

  1. はらはち | URL | -

    ミズゴマツボ さん、こんばんは。

    > 堪能の潮間帯歩きでしたね~^^

    固有種とは言え、リュウキュウダカラもいるところにはいるようで、この海岸では1,2を争うぐらい多く見かけました。

    > タカラガイ類も限定成長の種類なので、
    > 外唇が巻き込んだ後は、殻長方向の成長はほとんどありません。
    > なので、大きさの違いは、個体ごとの個性?ですよね^^

    そ、そうなんですね。なるほど勉強になります。限定成長という言葉も初めて知りました(^-^;)>。

    > ニオガイは、薬として食べる風習があると聞いたことがありますが、
    > 何に効くかは忘れました…

    なんと、薬とこれまたはすごい話ですね。良薬口に苦しというくらいですから、美味しくないのかもしれませんね。

    いろいろご教示頂きありがとうございます。

  2. ミズゴマツボ | URL | MVeWi886

    堪能の潮間帯歩きでしたね~^^

    リュウキュウダカラ、生貝は未見です^^;
    潮間帯に居るんですね~

    >まだ成長途中かも。

    タカラガイ類も限定成長の種類なので、
    外唇が巻き込んだ後は、殻長方向の成長はほとんどありません。
    なので、大きさの違いは、個体ごとの個性?ですよね^^


    ニオガイは、薬として食べる風習があると聞いたことがありますが、
    何に効くかは忘れました…

  3. はらはち | URL | -

    しんけんパパ さん、こんばんは。

    ほんと、生物観察にはもってこいの豊かな海でした。
    私もこれだけのタカラガイを見たのは初めてだったので、お腹いっぱい貝探しできました(^_^)。

    次は5月22日前後(潮位;-101)です。前回の7日の大潮(-134)ほど引かないみたいですね。

  4. しんけんパパ | URL | -

    生命豊かな海ですね。
    何かいないか散策するのは楽しいです。
    タカラガイも多くて一度言ってみたいです。
    次の大潮は何時頃でしょうかね

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