ゴーゴー潮干狩り! - 緑の草原を越えて -

23:47

長かった磯歩きもいよいよ最後です。

最終回は、リーフの内側に広がる広大な干潟をウロウロしたいと思います。

干潮時には水深もほとんどなく、満ち潮の心配も少ないので家族連れが潮干狩りを楽しんでいました。
そんな中でもやっぱり浮いてしまう私ですが(^-^;)、気にせず行きましょう。
砂底干潟

干潟の方は、きれいな白砂でアマモらしき海草もみられます。泡瀬の干潟を思い出します。
こちらの干潟はどんな貝がいるんでしょうか。
まずは海水に浸かっている所をウロウロ。波もないので、貝も探しやすいです。
転がっていたイモガイを発見。殻頂にイボイボがなく、大きめの黒い点々模様が特徴のクロザメモドキです。
クロザメモドキクロザメモドキ

こちらはヒトデの仲間のコブヒトデです。右のほうは岩の間にいた二枚貝。指で触ると、パッと口を閉じました。
これじゃさすがに種類はわからないと思ったら!コメント欄にてご指摘頂きました。見る人が見るとわかるんですねー。
お教え頂きありがとうございましたm( _ _ )m。種類の方はクロチョウガイという、あの黒真珠を作り出す二枚貝です。
コブヒトデ二枚貝

砂の上に貝の這い痕らしきものを発見!!ずっと持ち歩いていたザルの出番がやってきました。
這う痕

ザルで砂をすくってふるったら、なぜか二枚貝が!?
狙いはタケノコガイでしたが、とりあえずオオヒシガイを見つけることができました。きれいな二枚貝です。
オオヒシガイオオヒシガイ02

こちらは、完全に干出した干潟の藻場です。表面に出ている貝もそうそういないので、点々とある石を探してひっくり返します。
干出した藻場

いました、オニノツノガイ!!いつもボロボロの死殻をひろってましたが、生きているヤツも大差ないかな。
それでも口のなかはツルツルしてきれいでした。オニノツノガイの蓋も見ることができました。
オニノツノガイオニノツノガイ2

長い、グロイ、オオイカリナマコです。毒があるわけではないようですが、あまり触らないほうがいいようです。
オオイカリナマコ

これも石の下です。出てきたのはミカドミナシ。殻頂の周りのイボイボと模様が特徴的なので判別はしやすいです。
ミカドミナシミカドミナシ02

こちらは、上のミカドミナシの殻にくっついていました。1cmぐらいの貝です。イロアセアシヤガマの幼貝?かな。
イロアセアシヤガマ?

いくつ石をひっくり返したでしょうか。なんの前触れもなく登場!!前々回のハチジョウダカラに続く大物です。
きれいなヒョウ柄のホシダカラ!!!!死殻も含めて見るのは初めて。これもハチジョウも普通種ですけどね。
しばし見とれる・・・・・・・・・・とってもきれいです。やっぱりタカラガイのツルピカはたまりませんね。
ホシダカラホシダカラ2

これも幼貝だとおもいます。たぶんアジロイモかと。
アジロイモ

完全に砂のみのところです。貝の這い痕を探したり、あまり見あたりませんでしたが石をひっくり返します。
砂だけ干潟

なんとか探し出したのはキイロダカラ。
そして、死骸ですが、殻頂まできれいに残ったオオクチキレ。こんなにツルツル初めてかも。持って帰ったら先っちょ折れてた(´;ω;`)
キイロダカラオオクチキレ

こちらはガラッと雰囲気が変わりまして、一面かなり濃いめの緑の藻場です。
これはアマモじゃなくてリュウキュウスガモという種類の海草のようです。葉がアマモとかよりしっかりしていて、幅広い感じです。
海草藻場リュウキュウスガモ?

殻皮も残ったゴマフイモの死殻発見!!これはしっかりお持ち帰り。身も残ってないし、初めての殻皮付きの標本が作れそうです!!
ゴマフイモ

ちょっと水が濁ってしまいましたが、そのなかにいたのはニシキミナシです。
濁った水の中やザルの上で写真を撮ってるのは、もちろんこいつが毒持ちだから((( ;゚Д゚)))
ニシキミナシニシキミナシ02

さて、海草の葉の上には微小な貝もたくさんいました。ちょっとだけ紹介していきたいと思います。
左はニシキウズガイ科のイワカワチグサ。そして右側はアマオブネガイ科のキンランカノコです。どちらも1cmありません。
イワカワチグサキンランカノコ

ちょっとよくわかりませんが、左はもしかしたらオニノツノガイ科の稚貝?
右は模様からするとフトコロガイ科のフトコロガイかなと。
オニノツノガイ科稚貝?フトコロガイ

こちらもアマオブネガイ科。キンランカノコより二回りほど大きいですが、種類の方がよくわかりませんね。
口はヒロクチカノコのようですが、蓋の色が黒っぽくないです。ニセヒロクチとも違うようですし、なんでしょう??
アマオブネガイ科アマオブネガイ科02

藻場も一通り歩いたので、だいたい回った感じですが、まだ潮も上がってきてないようなので、ちょっと悪あがきを。
まだ行っていない別のサンゴ礁へ。こちらのサンゴはまた種類も違う感じがします。
再びサンゴ礁へ再びサンゴ礁へ02

岩の上にいました。お尻の模様の感じからすると、サラサバテイかな。
サラサバテイ

迷路のようなサンゴです。ノウサンゴの仲間だそうです。
珊瑚

タルダカラを発見。残念ながら死骸でした。ツヤが残ってる?水分を拭き取ったらボロボロでした(T_T)。
乾燥したら傷だらけ。良くあることですが、今回は引っかかりませんでした。
タルダカラタルダカラ02

ということで、以上干潟編でした。

ふぅ-----。長いことかかりましたが、今回の潮干狩りというか磯歩きはこれにて終了です。

初めて目にする貝や珍しい貝、ツルピカのタカラガイにも出会うことができました。まさに大興奮の1日でした。
貝をはじめ自然の豊富さは、撮影枚数の多さにも現れていました。
今回紹介していませんが、マダライモとかの極々普通種も当然たくさん見かけました。

そして、きっとまだまだたくさんの種類の貝がいることでしょう。これで終わりにするわけには行きませんね。
回ったところは干潟やリーフの半分も歩いてないと思います。夜に来るのも良いかもしれません。

あぁ、また大潮が待ち遠しくなっています。


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コメント

  1. はらはち | URL | -

    fts5272 さん、こんにちは。

    なんと!あのヒロクチカノコみたいなやつは、別種。しかも記録なし!!

    やっぱり、ヒロクチには見えなかったのは正しかったんですね。良かった間違いじゃなくて。
    ご教示頂きありがとうございます。

    貝の標本は、喜んでお分け致します(^-^)/。近々他の荷物と一緒にお送り致します。
    fts5272さんにはコメント欄以外でもたいへんお世話になっておりますので、少しでも恩返しできれば私としても嬉しい限りです。

  2. fts5272 | URL | -

    はらはち様

    いやー、こたびは収穫の多い調査でしたね。
    私も一緒したかったです。

    特にヒロクチですが、これは多分フィリピンなどの雑貝でヒロクチとして
    入っているN. violaceaだと思います。
    本種はヒロクチカノコとされていましたが現在は別種とされています。
    私もその意見は全く賛成です。全く別物でしょう。
    あと、奄美などでもヒロクチとされている種がいます。
    日本産淡水貝類でも意見が出ている種ですが、
    これもどういうわけで同種とされたか全く訳わからんぐらい違います。

    本種に戻りますが、多分、沖縄では記録が無いのではないでしょうか。
    もちろん、日本産としても記録が無いと思います。
    ですから、私も未見です。
    そういう訳で、口癖ですが、余品ができたら下さい。
    これで気が済みました。

    ほんというと大変悔しかったです。

  3. はらはち | URL | -

    しゅり さん、こんにちは。

    ご指摘ありがとうございます。
    クロチョウガイは通常こんな所にいるんですね。
    黒真珠、実は・・・・・・・・・・なんてことがあったらいいなあ。

    キンランカノコ残念でしたね。
    わたしもたまたま見つけたのですが、見たいと思って探すとなかなか見つからなかったりしますからね。
    なにしろ小さいですから(^-^)。

  4. はらはち | URL | -

    リキシマン さん、こんにちは。

    リキシマンさんに満足頂けるとは光栄です(^-^)。

    こうした自然は残していきたいですね。すぐ近くでリゾートホテル建設の話もあるようですが。どうなることやらです。


    > キンランカノコを撮る貴方、貴方をマニアと呼ばなくて何とする!

    (笑)。お褒めの言葉ありがとございます(^-^)>。
    これからも、皆さんをうならせるような写真を撮れればと思ってます。

  5. しゅり | URL | -

    見つからなかったけどなぁ・・・

    お疲れ様でした。
    コブヒトデの次の二枚貝はクロチョウガイですね。
    黒真珠が入ってたかも(笑)

    あの場所でキンランカノコを探しに数回行きましたが・・・
    居なかったなぁ(涙)

  6. はらはち | URL | -

    しんけんパパ さん、こんにちは。

    私もそうそう、こんなに見つけられるわけじゃないですからね。場数で勝負です!

    タルダカラはボロボロとまではいかないですが、ザラザラのツヤなしに(T_T)
    口の方までツヤが消えてしまいました。

    これには結構ダマされてます(^-^;)>。持ち帰ってから、洗って乾かすまで気付かないことも良くあります(T_T)




  7. はらはち | URL | -

    朔さん、こんにちは。

    タカラガイいいですよね~(^-^)

    棘皮動物に目が行くとは、なかなかマニアック!ナマコはあれですが、コブヒトデは私も大好きです。

    磯歩き、いろいろ行きたいと思ってます。
    毎回こんなことになるかはわかりませんが、期待に答えられるようがんばります!

  8. リキシマン | URL | -

    はらはちさん、
    ごちそうさま、お疲れでした。いやあ楽しませてもらいました。大満足です。
    健全なリーフやイノーが残ってるとこがあるんですね、本島にも。
    サンゴの回復、14年前の8月の悪夢を忘れさせてくれます。うれしいねエ。ぼくの頭は白化したままだけど。
    キンランカノコを撮る貴方、貴方をマニアと呼ばなくて何とする!

  9. しんけんパパ | URL | -

    普通種とあっても、なかなか見つけることできません(T T)

    タルダカラほしいですね。写真では良品みたいですが。

  10. | URL | CCszt65c

    うわぁ~!

    すごいですね、もうどこからコメントすればいいのやら…(;゚Д゚)!

    生きてるホシダカラが見れるんですね!タカラガイはやっぱり綺麗だなぁ。
    それから、コブヒトデとイカリナマコ…
    最近、棘皮動物に興味があって、海岸での観察ではウニとかヒトデとかばっかり見ちゃうんです。
    コブヒトデ、持ってみたいなぁ(*´∀`*)

    磯歩きシリーズ、次回も期待しています!

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