ごちそうさまでした。ゲフッ

12:25

河口歩きも今回が最後です。

ごっつい岩場

奥の方へ行くにしたがい、岩場の岩もどんどん大きくり、平らなところも少なくなってきました。
すたすた歩く場所がないので、海の中を歩いたり、岩をよじ登ったりしながら貝を探します。
こうした所にしかいない貝もいるわけですから、帰るわけにはいきません。

それでは、はりきって参りましょう!
岩場のくぼみに隠れるように休息中の貝を発見。
フトスジアマガイです。 
フトスジアマガイ01

口の方です。片八重歯ですが、キバアマガイと似た口をしています。
キバアマガイもそうですが、よくこの口から蓋を出し入れ出来るものだと思います。
こうしてみるとわかりませんが、ちゃんと蓋が通るスペースはあるんでしょうね。
フトスジアマガイ0

前回もでてましたね。ヒメテツヤタテです。
このあたりでは、石をひっくり返すといくつも見つけられました。
ヒメテツヤタテ

オオベッコウガサ。 こちらも再登場ですが、もう少し大きくなった個体です。
オオベッコウガサ

崖の下の方へ移動しました。波で大きくえぐられた穴の天井部分にいくつも貝が付いています。
満潮線ギリギリ上か下ぐらいでしょうか。
エナメルアマオブネ01

ヌリツヤに似てますが、蓋にイボイボがあります。これはエナメルアマガイですね。
この河口のアマオブネガイの仲間もだいぶ種類が増えてきましたよ(^_^) 
エナメルアマガイ02

またまた、不安をもたらすトゲトゲのアッキガイ科(゚ー゚;)
ツノテツレイシ01

今度はテツレイシではなさそうです。 さらにトゲトゲ感が増しています。
これはツノテツレイシの方でしょう。                       たぶん。
ツノテツレイシ02

さらに陸よりで貝を探します。岬の所々にある谷間の奥、石が積み上がった所をウロウロ、ゴロゴロ。
突然ですが、オカミミガイ科探しにシフトチェンジ。

茶色い貝を発見。
チビハマシイノミ01

う~ん。ハマシイノミガイかなーと。 ちょっと幼貝に近いやつなのか、形が微妙でだいぶ自信なしです。
適当に写真に撮ったのが失敗でした。ちゃんとした成貝を写真に撮らないと(T_T)
チビハマシイノミ02

オカミミガイ科をさがしていたら、ふと目の前にアマオブネガイ科の貝が。
こんな乾燥した所に?  
リュウキュウアマガイ01

口の方を拝見。
横に伸びた口とイボイボの口は、エナメルア・・・・いやいやリュウキュウアマガイですね(^_^)。
リュウキュウアマガイ02

私の身長のさらに上、手を伸ばしてやっと採れるあたりの崖にもリュウキュウアマガイが!  
崖の上のリュウキュウアマガイ

さすが、海産アマオブネ類のなかではもっとも陸よりに棲んでいるといわれるだけあります。
リュウキュウアマガイ04

さてさて、さらにオカミミガイ科の貝を探します。 
しま模様の茶色い貝が。
コクトウハマシイノミ01

この黒、茶色、白のしま模様、特に殻頂部分が黒くなるのはコクトウハマシイノミガイです。
コクトウハマシイノミ02

こちらも一緒にいたんですが、ちょっと模様が違いますね。
オカミミガイ科の貝は模様にバリエーションがあり、近縁種が一緒にいたりするので、うかつに判断出来ません。
う~ん。殻頂が黒いので、とりあえず、同じコクトウハマシイノミガイに。
コクトウハマシイノミ03

ということで、今回の河口歩きはこれにておしまい。
今回見つけたアマオブネガイの仲間は全部で11種!死殻のクサイロ、キンラン、ウミヒメを加えると14種!!
たくさんでましたね。アマオブネガイ科はお腹いっぱい。

でてきたアマオブネガイ科は以下の通りです。
アマオブネガイ
オオマルアマオブネ
マルアマオブネ
ニシキアマオブネ
ヌリツヤアマガイ
ハナガスミカノコ
(クサイロカノコ)
(キンランカノコ)
(ウミヒメカノコ)
キバアマガイ
オオアマガイ
フトスジアマガイ
エナメルアマガイ
リュウキュウアマガイ


それにしても、それぞれの貝がきちんと棲み分けをしているのが今回の貝探しではよくわかりました。
海寄り、転石帯、河口近く、岩場、波あたりの強いところ、陸寄り、などなど。
移動すると出てくる貝がちゃんと変わってくるのが、面白かったです。

今回は、頭の片隅にはマキミゾアマオブネがもしかしたらという思いもありまして、
そのせいもあってかなり時間をかけて歩き回ったのですが、残念ながらマキミゾはまたの機会ということでした。
楽しみは後にとっておきましょう。愛しいレモンカノコもまだですしね。


-おまけ-

帰りがけにそばの砂浜で拾ったでっかいヤンバルマイマイの死殻。
シュリマイマイの亜種で、ヤンバルの森だけに生息する大型のタイプです。おおきさは4cmぐらいありました。
残念ながらオカヤドカリが使用中だったのでお持ち帰りにはなりませんでしたが、
久しぶりにヤンバルマイマイを見たような気がします。
ヤンバルマイマイ
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コメント

  1. はらはち | URL | -

    ミズゴマツボさん、こんにちわ。

    ヒメテツヤタテは、写真の数どころではない場所もありましたよ。
    10匹近くがひとつの石の下にいたところも。

    あのナマコはそんな名前なんですね。クロかニセクロあたりだと思ってました。
    それしか知らないんですけどね(^_^)

    アマオブネ類は生貝で11種!。クサイロとか拾った貝殻も含めると14種になります。
    記事の方にも一覧を上げてみました。
    いやほんと、お腹いっぱいになりました。

  2. ミズゴマツボ | URL | MVeWi886

    うわ~、ヒメテツって、こんなに固まって居るんですね(驚

    先の記事で、しゅりさんが「ナマコかゴカイを食べている」と仰っていましたが、私も初めて聞きました。こちらもびっくりです。
    ちなみに、先の記事で写っていたナマコは、ムラサキクルマナマコですね。

    この場所、エナメルも居てすごいですね。本当にアマオブネ類のオンパレードですね!
    (本島北部の嘉陽層が露出している場所ならではの貝類相ですね)

    3記事合計で、何種類のアマオブネ類が載ってるんでしょうか?
    是非総括?をお願いします^^

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