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干潟が呼んでいる -山盛り編-

22:25

カニモリ編にひきつづき、干潟歩きです。

前回は、オオシマカニモリだとかヒメクワノミカニモリとか、○○カニモリをまとめて紹介したので、
今回は○○カニモリ以外のみつけた貝を紹介していきますよと。

これは沖の大岩につづく転石帯。不自然に並ぶ石。
たぶん人が並べて置いたものじゃないかと。沖の大岩には拝所があるのでそのためじゃないかなぁと。
110608AWS02_転石帯

まずはこの辺をウロウロ。手頃な石をひっくり返しながら貝を探します。
歩いていると、こんな虫食い状態の岩がゴロゴロしています。
砂岩なので、ほかの石でゴリゴリするとすぐに削れます。
どうやって削ったのかわかりませんが、動物が削ったのは間違いないでしょう。たぶん貝も一役かっているはず。
110608AWS02_転石

この岩の表面にはりついていたのがこの貝。お椀をふせたような丸い殻はアマオブネガイ科です。
110608AWS02_マルアマオブネ01

マルアマオブネのようです。見分けるポイントは口の形状と蓋のイボイボ。
110608AWS02_マルアマオブネ02

この貝はアッキガイ科の仲間。この形はちょっと見分けるのが難しい。
ちなみに、貝がはりついてる石は先ほどの砂岩ではなく、サンゴの骨格だった石灰岩です。
110608AWS02_アッキガイ科01

だいぶすり減ってますが、レイシダマシモドキだと思います。もしかしたらヨウラクレイシダマシかも?
110608AWS02_アッキガイ科02

岩のくぼみにカンギクもいました。
110608AWS02_カンギク

ひっくり返した石の下にいたのはカンギクとシマベッコウバイ。
110608AWS02_シマベッコウバイ02

シマベッコウバイは石の下にたくさんいました。
だいぶ汚れていますが、キレイなら薄茶色の地にこげ茶のシマ模様があります。
110608AWS02_シマベッコウバイ01

転石帯はこのぐらいにして、砂岩でできた沖の大岩のほうに移動します。
岩の基盤周辺から高さ1mぐらいのところまでに、微妙に棲み分けながらいろいろな貝がはりついています。
110608AWS02_大岩

大岩の下の方にいたのは、ドロアワモチの仲間。
イソアワモチとかゴマセンベイアワモチとかもいるそうですが、私には判別不能。
こう見えて、食べると美味しいそうです。伊是名島ではお祝いのごちそうだとか。
110608AWS02_ドロアワモチの仲間

こちらも下の方にいました。殻は丸いですが、アマオブネガイ科ではなくてニシキウズガイ科です。
110608AWS02_オキナワイシダタミ01

殻表面のデコボコが特徴のオキナワイシダタミです。
110608AWS02_オキナワイシダタミ02

ちょと上の方にいたのがこの2種類。
110608AWS02_コシダカアマガイ01

丸くて大きいのがコシダカアマガイ。
110608AWS02_コシダカアマガイ02

小さい方が、ゴマフニナ。
110608AWS02_ゴマフニナ

もう少し上の方、下から40cmぐらいのところにいたのがカシノメガイ。かなり小さな貝で、大きさ5mm前後。
110608AWS02_カシノメガイ01

貝殻を拾ったことはありましたが、生でみるのは初めてです。
この貝は基眼目(きがんもく)というグループに属していて、名前のとおり触角の根本に目がついてます。
110608AWS02_カシノメガイ02

一番上のほうにいたのはタマキビガイ科の仲間。もともとあまり水に入るのが嫌いな貝達です。
こちらは何度も紹介してるホソスジウズラタマキビ。
110608AWS02_ホソスジウズラタマキビ01

こ、これはイロタマキビ!!とおもったら、これもホソスジウズラタマキビ。
110608AWS02_ホソスジウズラタマキビ02

特徴的なジグザグの細い線もほどんとわかりませんが、姿形はホソスジウズラタマキビのようです。
ほかのサイトをみると赤いタイプも紹介されていたので、こんなのもいるようです。
110608AWS02_ホソスジウズラタマキビ03

こちらはもう少し大きい種類。ヒメウズラタマキビです。
110608AWS02_ヒメウズラタマキビ01

これもこのブログでは顔なじみです。
なかなかただのウズラタマキビやイロタマキビには出会えませんね。
110608AWS02_ヒメウズラタマキビ02

そろそろ帰る時間となりました。とりあえずこの辺で終了です。
110608AWS02_名残惜しい海岸

1年前に同じ所を歩いたときには、みつけた貝はわずか3種。(その時の結果はこちら
それが今回の干潟歩きでは全部で15種類の貝をみつけることができました!
う~ん、成長したなぁ。

これもひとえに、コメント欄の皆さんにあそこにこんなのがいるよとかこれはこんな所にいるぞとかいろいろ教えて頂いたおかげです。(´▽`*)/ありがとうございます。

しかし、貝の道はまだまだ遠く険しい道のりです。
この干潟の貝をすみずみまで調べた方の報告によると、な、なんと300種越え!(゚ロ゚屮)屮ぉお!!

なんて途方もないんだ!

長い趣味になりそうです。
こちらはぼちぼち行かせてもらいます ( ゚ ρ ゚ )。゜
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コメント

  1. はらはち | URL | -

    シマナイチャー さん、お久し振りです。

    伊是名の話は、以前ドロアワモチの研究をして賞をもらった中学生(女子!)の記事が元ネタです。
     ↓
    http://www.nhk.or.jp/kinkuru-blog/200/13571.html

    内蔵をとったドロアワモチがゴロゴロしてるところはビジュアル的に最強です(笑)

    意外に美味しいみたいですね。
    ブログのネタになるかな。いやいや。

  2. シマナイチャー | URL | SFo5/nok

    こんばんは

    ご無沙汰しております。以前よく通ったフィールドなんで、思わずコメントしました。伊是名方面のアワモチの話よく知っていますね。自分は以前パック詰めのものをお土産にいただきました。普通にゆがいて、内蔵を取り、刻んだ状態のものでした。美味しかったですよ。

  3. はらはち | URL | -

    祝・梅雨明け ← お先に!

    昼間は、もう梅雨明け即、真夏って感じです。
    まだ、夜はちょっと涼しいかな?

    生物の名前は人間も含めてホント覚えられないですよね。
    お気に入りの貝ですら、名前が出てこない事がしばしばあります(T-T)
    日々の努力しかないでしょうね。

    ドロアワモチは「キャッ!」って言いながら、パクッって食べたら、それはそれでOKだと思いますよ。

  4. | URL | i8nyjXKg

    祝・梅雨明け

    もう、夏の日差しですね!
    こちらでは毎日雨ばかりで(仕事もゴタゴタしてて)海にも行けず、嫌になります(/TДT)/

    岩場を歩くのが好きなのですが、溢れるぐらいたくさんの生きものがいて『ひとつひとつの名前が分かったらすごいのになぁ』といつも思います。
    ちょっとずつでも分かる生きものを増やせるように努力、ですね。

    干潟の生きもので気になったのは「ドロアワモチ」
    九州でも食べる地方があるとは聞いていたのですが、沖縄でも食べるんですね。どんなお味なのか、興味深々です。
    こういうの見て「キャッ!」とか言うほうが女子力(笑)高いのだろうけど、慣れてしまってなんだか可愛く感じてしまいます(´Д`)

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