ホシダカラ (タカラガイ科)

22:03

Cypraea tigris
ホシダカラ-背面

ホシダカラ-腹面

ホシダカラ-側面

あまり続かないと思いますが、大物シリーズで次の採集まで間をつなぎたいと思います。
第1弾はホシダカラ。大きさ78mm。

うちの書類ケースを流用した標本入れには入りきらず、普段は段ボール箱中で、滅多に日の目を見ることがない大物の貝たち。
今週末は天気も悪くて薄暗く、微小貝の撮影は厳しい状況だったこともあり、ヨッシャということで大物シリーズとなりました。
第一弾は景気よくタカラガイから!!!ツヤツヤです(゚∀゚)

ホシダカラの種小名である tigris には「虎」の意味があるそうです。
さらにその語源は矢の意味をもつそうで、虎の動きが矢のように速かったことが由来とのこと。
ローマ字読みだとチグリスになりますが、メソポタミア文明が栄えたあのチグリス川も同じtigrisと書くそうで、
やっぱり流れが矢のように速かったことから そう名付けられたようです。

この貝に tigrisの学名が付けられたのは模様が虎に似てるということなんでしょうが、虎ねぇ~(゜- ゜)
どうなんでしょう。似てますかね?

採集場所は中部の海岸です。
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リュウキュウタケ (タケノコガイ科)

00:11

Terebra maculata
リュウキュウタケ-腹面

リュウキュウタケ-口

大物シリーズ第2弾は148mm。タケノコガイ科最大級のリュウキュウタケです。

この標本はほぼ頂き物みたいな感じなんですが、干潟歩きでここにいるよ~と教えていただいたものです。

いただいた方には見抜き大変だよとは言われたのですが、ホント大変でした。
もちろん湯がいた程度では口からひと巻き分ぐらいしか身を抜くことが出来ず、後はもうハイター漬けの日々。
最初のうちは週1回で、後半は1~2ヶ月ごと、殻の中のハイターを捨てそこに新しいハイターを注ぎ込むという作業を繰り返すこと約1年(T_T)。
最近ようやく見抜き完了となりました。

口のギザギザはその間に欠けた部分です(T_T)
やっぱりタケノコガイの生貝は持って帰るもんじゃないと骨身に染みました。

ちなみに、種小名の maculata  は「斑点のある」という意味なんだそうです。見たまんまですね。

採集場所は中部の干潟です。


ナガイトマキボラ (イトマキボラ科)

22:58

Pleuroploca filamentosa
ヒメイトマキボラ-腹面

ヒメイトマキボラ-背面

ヒメイトマキボラ-口

大物シリーズ第2弾は大きさ152mm!!ヒメイトマキボラです(たぶん)。→ ツノキガイでした さらに修正。w(゚ロ゚;)ナヌッー

拾ったときは縦長だしナガイトマキボラだろうと思ってたのですが、
今回の掲載にあたり念のため図鑑を確認してみたところ、
ナガイトマキボラだと殻表に何本も巻いている細い肋(黒い線)がもりあがってザラザラしているようなのですが、
この貝殻は、殻表がツルッとしています。、もしかしたらヒメイトマキボラなんじゃないかと。
他に決め手もなく、自信は皆無ですが、とりあえずツッコミが来る覚悟はできています。

〈追伸〉
ご指摘をいただきました。
ヒメイトマキボラどころか、補欠のナガイトマキボラでもないとのこと(T_T)
色が濃く、幼層に凹凸がない。細身である点などから、ツノキガイが正解でした。
近海産図鑑のツノキガイはなで肩ですが、老成すると肩が張ってくる場合もあるそうです。

まだまだ修行が足りません(T_T)ご指摘ありがとうございました(-人-)

〈追伸 その2〉
さらに、ご指摘をいただきました。
これはナガイトマキボラですよ。とのこと。

むうぅ(゚∩゚*) ツノキガイはもっと螺肋の凹凸が無いようで、さらに15cmも大きくならないだろうと。
確かに図鑑でも紹介されているサイズは6.5cm

ただ、ツノキガイの意見も捨てがたし(゚∩゚*) ここは大岡裁きでとりあえず、判断付かずということでお許し召されm(_ _)m

どっちにしろ、私の最初の意見であるヒメイトマキボラは完全に無さそうですね(T_T)。

〔最終判決〕

その後もいろいろな方による議論の結果、ナガイトマキボラだとの結論にいたりました。
その議論の輪に入るどころか、近寄ることすら出来ず、右往左往していた私ですが、
ただ、イトマキボラあなどりがたしの教訓をしかと心に刻み、今後はこの近辺の貝は取扱注意で行きたいとおもいます。
コメントをいただいたみなさん、ありがとうございました。大変勉強になりました。
次回こそは、この議論に加わりたいと思います。またコメントよろしくお願い致します。


拾ったとき半分身が残った状態だったので、これもしばらくハイター漬けにしてから標本にしたんですが、
いまでも貝を振ると、時々粉末状の身が出てきます(>_<)
とりあえず乾燥はしているようなので、臭いはないのですが、ちょっとね~(^_^;)
まあ、身が残ってるほど新鮮だったからこそ、これだけきれいに色の残った貝殻を手にすることが出来たわけなんで、
文句言っちゃいけません。

ちなみに、種小名の filamentosa は、糸状のという意味があるそうです。

採集場所は北部の海岸です。