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シイノミヨフバイ (ムシロガイ科)

23:14

Telasco velatus
シイノミヨフバイ-腹面

シイノミヨフバイ-背面

今日は一転、渋い落ち着いた色の貝をご紹介します。私はどちらかというと、こんな渋めの貝にグッときます。

特徴は殻の色が暗灰色(黄褐色のやつもいる)で、巻きの境目(縫合:ほうごう)の下に白斑点があるところ。
この個体は白点がわかりにくいですが、写真の2枚目をみると、茶色の点と交互に白点がうっすら残ってるのがわかるかと思います。

大きさは19mm。採集場所は名護の漁港そばの海岸です。

このムシロガイ科、実はスカベンジャーと呼ばれてます。別に5人そろっていつも行動してるわけではありません。

いわゆる屍肉食者のことを言うのですが、死んだ魚などをたべる海の掃除屋なんだそうです。
干潟などで、死んだ魚に貝が群がっているのを見たことがありますが、それのことです。

アクアリウム系のサイトでは、水槽の余った餌を食べてくれる貝として、重宝されているようです。
そっち系のサイトでは以前使われていた和名の「シイノミヨウバイ」で売られてました。
貝殻のサイトではもうほとんどヨフバイですが、学術的な縛りのない世間一般では、そう簡単に名前がかわるもんでもないようです。

シロアンボイナ (イモガイ科)

23:46

Conus tulipa
シロアンボイナ-腹面

シロアンボイナ-背面

実は、激似のムラサキアンボイナというのもいまして、これも見た目が紫色ですから、ムラサキアンボイナじゃないの?と思いそうですが、その通りです。私も思います。白くないじゃんと。

しかし、図鑑やネットで調べると、どうもシロのようです。
見分けるポイントですが、シロアンボイナの方は、殻頂部の肩のところがわずかにデコボコしてるようです。
また、ムラサキアンボイナはもっと色が濃く、特に茶褐色が強く出る感じかと。

濃いやつに比べれば、シロっぽいからシロアンボイナってことなんでしょうか?

ところで、アンボイナの名前でおわかりかと思いますが、これも猛毒をもつ種類です。
綺麗な貝ですがうかつに手を出すと、命も危ないようです。

打上採集ぐらいがちょうどいいですね。

大きさは29mm。採集場所は北部の方の海岸だったと思います(T_T)



写真追加しました。
立派なシロアンボイナです(^_^)
シロアンボイナ-腹面

シロアンボイナ-背面

シロアンボイナ-殻頂

大きさ69mm。採集場所は中部のリーフです。やっぱり白くないですね。

ヒゲマキシイノミミミガイ (オカミミガイ科)

23:23

Cassidula plecotrematoides plectrematoides
ヒゲマキシイノミミミガイ-腹面

ヒゲマキシイノミミミガイ-背面

ミがいっぱいの貝ですね。どのへんがヒゲマキなんでしょうか?

特徴は、口の中の左側(内唇:ないしん、および 軸唇:じくしん)に間隔をあけて歯が3つ、右側(外唇:がいしん)に歯が1~2つあるところ(写真では、外唇の歯は1つ)。
外唇は張り出し、びろ~んと広がります。
また、巻きの境目(縫合:ほうごう)のすぐ下には、細い溝(螺溝:らこう)が数本、巻きに沿ってはいります。

この貝、シイノミミミガイの基亜種にあたるそうです。
南西諸島産のものがヒゲマキシイノミミガイで、内地にいるのはただのシイノミミミガイ(Cassidula plecotrematoides japonica)になるそうです。
(※学名や亜種についての情報が、間違っていました(T_T)親切な方にご指摘頂き、修正致しました。)

内地産とは区別されているそうですが、区別は微妙で、分類学的な再検討が必要とのことです。

ちなみに、亜種とは「種の下の階級。種として独立させるほど大きくはないが、変種とするには相違点の多い一群の生物に用いる」(大辞林より)とのこと

大きさは12mmぐらい。採集場所は名護の漁港そばの海岸です。

クリムシチョウジガイ (リソツボ科)

09:00

Zebina tridentata
クリムシチョウジガイ-腹面

クリムシチョウジガイ-背面

クリムシチョウジガイ-横

白くてツヤツヤしてます。ズングリムックリの形が特徴で、愛嬌があってかわいい貝です。
大きさは11mm。通常7mmぐらいとのことですから、だいぶ大きい個体のようです。
採集場所は名護のビーチ。ここでは時たま拾えます。

白い貝も最近まあまあキレイに写真に撮れるようになってきたので、ようやく登場となった次第です。
これからは、リソツボ科もハナゴウナ科もバンバンいきますよ。

リュウキュウダカラ (タカラガイ科)

11:17

Cypraea luchuana
リュウキュウダカラ-背面

リュウキュウダカラ-腹面

だいぶ色落ちしてるように見えます?ところがどっこい違うんです。
これでほぼ図鑑の写真と同じ模様で、生貝もこんな感じのようです。

拾ってしばらくは模様が落ちてるからと、名無しタカラガイとして袋につっこんだまんまになっていました。
それからだいぶ後になって、図鑑を眺めていたらリュウキュウダカラに似た貝持ってたような?
と慌てて袋をひっくり返したところ、思わず「おぉ!」と声が。

危うく捨てるところでした(゚ー゚;)。

まだ貝拾いをはじめた頃に拾ったやつですが、
その頃はすり減っていようが欠けていようがお構いなしで拾ってたので、そのおかげです。

このリュウキュウダカラ、日本だけに生息する唯一のタカラガイとのこと。日本固有種になります。
今のところ沖縄本島と宮古島で生息が確認されているようです。

マメシボリダカラも同じようなかすれた茶褐色の模様があって似てはいるのですが、こちらの方が丸味が強く、茶褐色の模様の下に黒点が並んだ模様が4本入らないのでリュウキュウダカラとしました。

大きさは21mm。採集場所は沖縄本島で間違いないのですが・・・・詳細は(T_T)記録なしです。



今日は祝日。青空も見えてます。沖縄は週末雨のようなので、貝殻拾いに行くには今日がチャンスです。
私もこのあとさっそく行ってきます。本部あたりまでいってみようかなぁと。
採集報告お楽しみに!
リュウキュウダカラ-おまけ