イロアセアシヤガマ (ニシキウズガイ科)

23:29

Pseudostomatella decolorata
イロアセアシヤガマ-殻頂

イロアセアシヤガマ-殻底

イロアセアシヤガマ-横

標本紹介はかなり無沙汰していたニシキウズガイ科です。ほんと、ひさしぶり。
そういえば、最近は打ち上げでもニシキウズガイ科の初物にはお目にかかってないような気がします。
もう打ち止め?Σ(゚д゚ )サンドポンプのあるビーチにでも行ってきましょうかね。

さて、今回はもう少し無駄話を。学名の話です。
まずは、種小名のdecolorataの意味を調べようと検索したけど、ヒットせず。
しばし学名とにらめっこしていたら、ピカ~ンと閃きが!!和名がヒントとなりました。
学名を見ると文字の中にcolorの単語があるじゃないですか。その前には打ち消しや否定を意味するdeがついています。
つまり、色無し→色褪せ ということで、イロアセアシヤガマになったんじゃないかと推理してみました。
どうですかね?イイ線いってるんじゃないでしょうか。

ちなみに、この標本は撮影終了後の片づけ中、見事に真っ二つに(T_T) この写真が最後の姿です。
またコメント欄で怒られそうです(>_<)

大きさ17mm。採集場所は名護のビーチです。
スポンサーサイト

フアセコナツモモガイ (ニシキウズガイ科)

08:54

Clanculus fraterculus
フアセコナツモモガイ-腹面

フアセコナツモモガイ-背面

フアセコナツモモガイ-殻頂

フアセコナツモモガイ-殻底

え~悲しいお知らせがあります。
コマキアゲエビスとして紹介したこの貝ですが、間違いであることが判明致しました。
いつものこととは言え、それなりにダメージを受けつつ(T_T)、お詫びして修正させて頂きます。
体調がすぐれない中、ご指摘頂いたfts5272さんには感謝致します。

でもね、とっても似てるんです。模様が微妙に違うのと色が明るめな点を除けば。
だいぶ違うだろとかツッコミはなしです。
間違えちゃいますよ、きっと。みなさんも気をつけて同定してください。


小さくて地味な、至って普通の貝なんですが、こうして写真でみると意外ときれいです。

ナツモモみたいなツブツブの螺肋がありますが、こちらは螺肋の間に深い溝が入ります。
色は通常、黒褐色と黄白色のまだら模様とのことですが、これは紅白模様。
もしかしたら色落ちしてるのかも。

小さいせいもあり、あまり見かける機会の少ない貝ではあります。
大きさ6mmちょい。採集場所は久米島の畳石のある海岸です。
他に恩納村、名護の海岸などで拾ったことがあります。

タイワンキサゴ (ニシキウズガイ科)

22:12

Umbonium suturale
タイワンキサゴ-殻頂

タイワンキサゴ-殻底

タイワンキサゴ-横

殻上面の波々模様と殻底の赤っぽい滑層が見分けるポイントかな。

模様の形状や滑層の色は多少バリエーションがあるようですが、
そのバリエーションを楽しむほどの数は拾えていません。今のところ2個のみ。

かつて沖縄の最大産地だった与那原の海岸は埋め立てのため消失してしまったようです(´;ω;`)。
他の生息地も環境は悪化してるとのことなので、次拾えるのはいつになることやら。

大きさ10mm。採集場所は瀬嵩です。
大きくなると2cmぐらいになるそうですが、瀬嵩と安田の海岸で拾った貴重な2個はいずれも1cm程度。

今回の撮影はものぐさしてしまい、思わず禁断のコンパクトカメラ撮りをしてしまいました。
これが意外ときれいに撮れてるから困る。
それでもやっぱり被写界深度はかなり浅めですかね。

危うく一眼レフの我が家での存在価値がなくなるところでした。
最近貝の標本撮影以外で出番のない一眼レフカメラさんです(T_T)。

ウスイロナツモモ (ニシキウズガイ科)

23:07

Clanculus clanguloides
ウスイロナツモモ-腹面

ウスイロナツモモ-殻底

ウスイロナツモモ-殻頂

薄色というだけあって、ナツモモに比べると色は薄めで、模様も地味。

だけど、このぽってりした形がなんとも言えず、私好み(^_^)。
ナツモモと比べると出会う頻度も少なめなので、そのへんのこともあって拾ったときの喜びはひとしおです。

ウスイロナツモモと似たやつで、ベニフナツモモというのもいるんですが、
これがまた似てはいるけど、模様の黒点の部分がピンク色になったえらい派手なナツモモでして、
そっちはなかなかお目にかかれません。持ってるのはちっこい幼貝のみ。
いつか拾えたらなぁと思ってるんですけどね。なかなか。

大きさは12mm弱。
最近拾ったような気がしてたんですが、採集場所は記録なし。う~ん?
持ってる標本は写真の奴以外はみんな石灰が薄く着いてたり、色落ちしてたりするのでたぶんサンドポンプものかと。

フクロクジュエビス? (ニシキウズガイ科)

12:32

Calliostoma katoi
フクロクジュエビス-01

フクロクジュエビス-02

フクロクジュエビス-03

形が好きなのと数がそれほど多くないこともあって、見つけたらついつい持って帰ってしまうフクロクジュエビスです。

やや深いところにいるようのなので、採集はいつもビーチのサンドポンプからです。
おかげで、色落ちした物がほとんどですが、写真の個体は手持ちの標本では唯一模様の残ったやつ。

図鑑によると分布は四国南西部~九州西岸とのこと。Σ(゚Å゚)エッー でも、ネットにはフィリピンや台湾産もあるようだし・・・・。
フクロクジュエビスの特徴としては、螺肋がいくつもあり、そのうちの一本が強く張り出すこと。
また、点々模様と放射状のまだら模様がある点など。写真の個体と一致していますよね。

ただ、図鑑のものはかなり螺塔が高めだし、ネットで紹介されている標本では螺肋が波打ちギザギザしているものもあって、ちょっと自信が揺らいでいます。

コメント欄でも、違うかも?とのご意見頂きました。微妙なところですね。とりあえずフクロクジュエビス?としておきます。

殻高10mm。採集場所は安田のビーチ名護のビーチでも拾えます。