クチベニホラダマシ (エゾバイ科)

15:58

Cantharus pulchra
クチビルホラダマシ-腹面

クチビルホラダマシ-背面

殻口のピンク色や殻表のたらこ唇感の両方があいまってのネーミングですかね。
丸みもあってツヤもある、好きな貝のひとつです。

種小名の pulchra にはラテン語で「美しい」という意味があるそうです。
うーーーーん(-_-) 好きな貝ではありますが、さすがにちょっと言い過ぎ?
まあ、美の基準は人それぞれです。命名者には思わず美しいと名付けてしまうほどきれいに見えたんでしょうね。
やっと見つけた新種なのかな。

大きさ25mm。採集場所はA&W浜。
スポンサーサイト

コゲイロホラダマシ (エゾバイ科)

22:15

Caducifer truncata
コゲイロホラダマシ-腹面

コゲイロホラダマシ-背面

私の中では、この貝は前回のヒモカケシリキレボラと同じグループということになっていたのですが、
実はなんとエゾバイ科。
特徴的な形ではありますがエゾバイ科のイメージがあまりなく、いまだに何科だったかすぐに忘れます(T_T)。

しかも、図鑑によってはシリオレホラダマシと同種とされ、シリオレホラダマシということに Σ(゚д゚ )エッー。

もともとシリオレホラダマシとされていた物は茶褐色と黄色のまだら模様だし、殻も太めのような気がします。
ただ、近海産図鑑でも「たぶん同種」というなんとも煮え切らない書きっぷりだったので、
またひっくり返るなんてこともなきにしもあらず?

コゲイロでOKとの意見もあるようのなので、ここはあえて強気のコゲイロホラダマシということに。

大きさ14mm。採集場所はA&Wの浜

やっと、ひと山超えてきました(;-_-) =3 しばらく通常運転に戻れそうかな。

ホソカゴメベッコウバイProdotia lannumi らしい (エゾバイ科)

21:53

Prodotia lannumi
ホソカゴメベッコウバイ-腹面

ホソカゴメベッコウバイ-背面

この貝、ネット上ではホソカゴメベッコウバイだったり、カゴメホラダマシだったりで、混乱してる様子。
同種ではとの話もあるようで、混乱してるのはそのせいかもしれません。

ちなみに下の貝がカゴメホラダマシ?の方です。
まだ1cmほどの亜成貝です。
カゴメホラダマシ-01

カゴメホラダマシ-02
同種とは思えませんよね。

「沖縄の海の貝・陸の貝」や「鳥羽水族館HP」を見る限りでは、
水色バックの写真の貝がホソカゴメベッコウバイになっていたので、それにならっています。
(ただし、学名の方はネット検索で一番ヒットしたものを採用しました。)

日本近海産貝類図鑑に掲載されているのはカゴメホラダマシのみで、
ホソカゴメベッコウバイは未掲載となっています。なぜでしょう?

近海産図鑑では、掲載されているカゴメホラダマシの写真が間違っているので、
カゴメホラダマシが上のどちらの貝なのかがはっきりしませんが、
記載の方を読む限りではカゴメホラダマシは生貝写真の方を指しているようです。
さらに、記載にはカゴメホラダマシの別名はカゴメベッコウバイであると紹介されています。

ということは、とりあえずカゴメホラダマシはホソカゴメベッコウバイではないということになるのかな。
なんだか頭がこんがらがってきました(・_・?)。言ってること間違ってないですよね。

大きさ14mm。採集場所は名護のビーチです。

追記 重要(゚□゚;)

な、なんと!これは、どうやらホソカゴメベッコウバイではないようです。
沖縄の海の貝、陸の貝もまちがってるようでして、
ホントのホソカゴメベッコウバイ螺肋がガッツリあって、黒と白茶の縞々模様の貝なんだそうです。
真のホソカゴメベッコウバイがみたいという方は、kudamakiさんのブログをご覧下さい。→こちら
それでは上の貝はなんという名前なんでしょうね?カゴメホラダマシの1型との情報もあるようですが・・・・・(^_^)



追記-その2

情報提供いただきました。
どうやらこの貝のお名前は Prodotia lannumi らしいです。
この学名で画像検索すると同じ貝がいくつも出てきます。
文献によっては?な感じなんですが、とりあえずいまのところは、この名前としておきたいと思います。


トクサバイ (エゾバイ科)

00:25

Phos senticosus
トクサバイ-腹面

トクサバイ-背面

炭火焼風味の模様がなんとなく食欲をそそる感じがしますが、別に壺焼きにして食べたわけではなく元々の模様(^_^)。
殻の彫刻は細かくて、殻頂も今にも折れそうな細さです。きれいな状態で拾えたのはかなり嬉しい一品。
(正確に言うと同行された方が拾って、私が頂いたものです。)

今回はこのタイ語みたいな名前のトクサバイの由来について調べてみました。

検索すると漢字では「木賊蛽」と書くらしい。
なに?木賊ってなに?ってことでさらに検索すると植物のシダの一種だそうで、
見た目はひょろっと伸びた細い青竹のようで、ぱっと見はこの貝のイメージとは明らかに遠い。

納得がいかないので、もう少しつっこんで調べてみると、
このトクサの茎は珪酸を多量に含み、堅くザラザラしていることから木や金属を磨くヤスリの変わりとして昔から使われているそうです。砥石(といし)の砥をあてて「砥草」と書いたりもするそうです。

それからすると、この貝とトクサのザラザラのイメージが重なり、付いた和名なのかなと。(このへんは私の推測です。)
ツクシに似たトクサの穂先の色形がトクサバイと似てないこともないけど、
わたしはザラザライメージから付けられた方に一票としておきます。

殻高28mm。採集場所は北部のリーフ内です。

ミダレフノシガイ (エゾバイ科)

10:47

Enzinopsis zatricium
ミダレフノシガイ-腹面

ミダレフノシガイ-背面

ちょっと残念なミダレフノシですが、今度いつ会えるかわからないのでとりあえず紹介しておきます。
螺肋(らろく)がデコボコしていて茶色や黒の顆粒がある。また、顆粒の頂点が白くなったり、顆粒自体が不規則に白くなる。
大きさ13mm。採集場所は名護の漁港そばの海岸

一度でいいからこのへんの大きさのエゾバイ科とかフデガイ科の貝殻をもういいって言うぐらい拾ってみたいです。
歩きながらでも、あって気付くぐらいの大きさね。もう、フデガイ科とか最近ずっとご無沙汰です。
きっと天にも昇る気持ちになれるのに。海岸をスキップしながら歩いてる自分がみえる(T_T)